児童扶養手当以外の母子家庭の助成金制度
児童扶養手当以外の母子家庭の助成金制度は、国や各地方自治体でいくつか導入されています。
母子家庭で受けることができる助成金制度の代表的なものには、「児童(こども)手当」「母子年金」「母子・父子家庭の住宅手当」「生活保護」「ひとり親家庭医療費助成」などがあります。
地方によって名称が異なるものがありますので、各地方自治体の名称と助成内容を確認しておきましょう。
まず児童手当とは、児童を養育することを目的とした手当で、第一子と第二子は5,000円、第三子は10,000円が支給されます。
しかし、養育者の所得一定水準を超える場合は、受給資格がありませんので注意しましょう。
次に母子年金です。
母子年金は、遺族基礎年金と遺族厚生年金の2種類があります。
それぞれもらえる金額や条件が細かく大きく異なっているので、それぞれの条件や受給金額をしっかり確認しておく必要があります。
次に母子・父子家庭の住宅手当です。
片親で20歳未満の子供を育てながら家賃を払って一緒に暮らしている人を対象としています。
地方自治体が支給しているので、受給するためには各条件とお住まいの役所での確認が必要になります。
次に生活保護です。
生活保護といっても生活扶助、住宅扶助、出産扶助、生業扶助など7つの種類があります。
次にひとり親家庭医療費助成です。
母子家庭の代表的な医療費助成で、「医療証」を医療機関の受付に提示することで自己負担分の一部を助成してもらうことができます。
これらの助成金は、全ての家庭が一律の料金を受け取れるわけではありません。
家族構成や所得によって月額は変わりますので、事前にご家庭の月額を計算しておきましょう。
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